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ウォール・ストリート・ジャーナルによると、自閉症の労働者は極めて高い集中力と分析的思考能力、並外れたIT能力を備えていることが多い、と採用企業の複数の幹部が証言している。彼らはAI開発に伴う反復作業(コンピュータービジョン用の写真・動画のラベリングなど)に長時間取り組んだり、論理的推論やパターン認識の高い能力を生かしてAIモデルの体系的な開発やテストに取り組んだりしているという。

https://www.businessinsider.jp/post-202655

 

当サイトでは各障害別に向いている仕事と向いていない仕事を紹介していますが、向いている仕事とは何も「人並み程度に出来る」とか「人に迷惑を掛けないレベルで出来る」という意味ではありません。

障害によっては、健常者の方よりもむしろ能力を発揮できるお仕事はいくらでもあります。

(健常者・障害者と呼ぶのは、それぞれ曖昧な立ち位置をパキッと分けてしまうので(それぞれのアアイデンティティが生まれそうなので)好きではありませんが、便宜上分けます)

 

障害者の中には「マルチタスクが出来ない」という方もいますが、逆に一つの事にものすごく集中できる方も多いです。

「マニュアル化されていないと出来ない」と聞くこともありますが、会社によってはマニュアル化した仕事をただ単調に文句も言わず、余計なことをせず続けてくれる人材が欲しくてたまらないところもあるはずです。

 

皆さんの周りにも、「この人、この仕事以外だったら絶対にただの変人だよなぁ…」なんて思う人がいると思います。

過去の偉人に関しても、現代では「○○障害だったんじゃないか」と言われている例はよくありますよね。

今すこし調べてみると、坂本龍馬、エジソン、ベートーヴェン…織田信長さえ障害を持っていたのではないかと言われています。

 

という事で今回は、障害をお持ちの方や周りに障害を持っている方がいる方に

  • 「健常者には”この能力”に関しては負けない!」と思うところby障害者
  • 「障害を持っていていようが、この人には適わないな」と思ったことby健常者

を聞いてみました。


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障害を持っているけど、逆に「健常者には、ここは負けない」と思うところ

※四角の枠の中をスクロールしていただくと読めます。

大学の教授が「ADHD」と公表していました。
彼は、講義の途中で毎年そのことを暴露するのです。

人気の教授だったので、300人くらい入れる大講義室でよく講義をしていましたが、彼はまるで舞台で主役を演じる役者のように壇上を目いっぱい使って身振り手振りを加えて話していたのです。

凄くわかりやすく、飽きない動きでした。 これが、ADHDの多動性と衝動性からくるものだと彼から聞くまでは、全く気づきませんでした。
これは多動性も衝動性もない人は、意識的に筋肉を動かしたり、考えて動かなきゃならないので、凄く労力のいることで無理だと思います。

ADHDはその特性で観客を魅了することが自然とできてしまうのです。
他にもADHDの人を見てきましたが、結局目が離せません。

これは定型発達の人はかなわないでしょう。

 

私は免疫疾患をもっています。
そのためとても感染症には弱く、体調を崩しがちです。

しかし、そんなわたしなのですが、幼稚園の先生をしています。
子供達の中には、障害まではなくともすこし、遅れぎみの子というこは多くいます。

そんなときに、お母さんたちは心配します。
しかし、私自身、障害のせいで、入退院をくりかえし、なんでも遅かったけど、いまが普通ということもあり、お母さんたちにアドバイスできることが健常者よりもおおいとおもいます

 

強迫性障害の特徴では必要以上に確認をしてしまう症状や予期不安からくるパニック発作などがありますが、この障害と10年以上付き合ってきて健常者の人より状況を素早く理解し、次どうしたら良いかが瞬時に判断できるようになりました。

長い間確認行為、何か間違えているのではという思いに悩み、1度気にしてしまうと納得するには相当の時間がかかり苦痛です。
気にしないためにもその場の状況を把握し気になる前に処理する能力に長けたのだと思います。

相手が困っている時にも様々な角度からの対処法がすぐに思いつきます。
この能力は誰にも負けません。

 

発達障害(遠い知人)
自分の興味のある分野に関した記憶力が抜群に良く、特に日付けにめっぽう強いです。

例えば野球が好きなので、20年前の高校野球のあった日付けや天候、選手などスラスラ答えられます。
また、人の誕生日なども一回聞いたら忘れることなく、毎年声をかけてくれます。

私は女性なので、この方に大声で「◯◯才おめでとう!」と言われるとアラサーあたりから困ってますが、一度覚えてしまうと忘れるということができないみたいですね。
アラフォーになりつつありますが、お祝いの言葉は続いています苦笑

 

私は、右耳が全く聞こえません。
左耳も少し難聴が入ってます。

そのため音に反応することが鈍いです。
片耳しかないため呼ばれても、方向が分からずどこからかわからない時があります。

そんな私ですが、経理事務をしています。
計算をしないといけないので、途中で止まると数字がばらばらになります。

その時、耳が悪いため集中力が人一倍高いと思います。
雑音はもちろんのこと、室内放送や他の従業員がたの会話は耳に入ってこないため一人の空間に入ることができます。

音に鈍い変わりに反応することがありません。

 

一言で表現するなら物事へのこだわりの強さです。
まず興味のあることに対する集中力とそれの持続力です。

例えば私の場合は勉強です。
一つ調べ出すと次から次へと疑問が沸いてきて、調べる切るまで、納得出来るまで、疲れを無視してひたすら続けます。

逆に知りたいこと全てをコンプリートするまで気が済まないのです。
次に決めたルーティンを必ずやることです。

こうすると決めたことをやらないと気持ちが悪くて他の事に手が付けられないです。
その様子を「真面目だね」と感心されたり、揶揄されてきました。

 

自分は知的障害がある方が働く作業所で支援員のバイトをしていました。
そこではいろいろな障害例えばてんかんであったり自閉症を持った方々が働いていましたがその人たちの自分にあっている作業をやっているときに集中力は健常者には負けないのではないかと思います。

とても集中してやっていてまた精度も高くさらにスピードもとても早いです。
支援員として受注作業の検品をするのですが自分の検品が追いつかないくらい早く毎回とても関心しまた自分も頑張らないとと思いながらこのバイトをすることが出来ました。

 

私の息子は自閉症スペクトラムの診断名を受けました。
例えば運動会などの多くの人が集まる行事などで、目的の人を誰よりも早く見つけることができます。

ウォーリーを探せなどの探し本も大好きで集中力がとてもあります。
人探しやモノ探しは誰にも負けないと思います。

料理が好きな子どもで、小学校低学年のころ何も教えていないのに、勝手に調味料を合わせて美味しい味を創り出します。
今も趣味が料理で、好き嫌いも人一倍激しいですが、舌が人よりも敏感なのだろうと思ったことがあります。

 

身近に、自閉症の子がいますが、幼い頃にジグソーパズルを裏返してぐちゃぐちゃにすると、ものすごい速さで組み立てていきました。
絵で覚えているのではなく、カタチで認識していることがわかり、すごいと思いました。

障がいは個性であるというのは本当です。
社会に出てからも、毎日決まったことなら誰よりも正確にこなせる面があります。

環境の変化が苦手なことや、臨機応変に対応できないという面では難しい人だと思われがちですが、健常者との隔たりのない社会にしていってほしいです!

 

私には、広汎性発達障害があります。
自分には、コミュニケーションを中心に苦手な事が多いです。

唯一、周りから凄い、と言われる事は、パソコンの文字の打ち込みです。
他の方に頼んだら10分くらいかそれ以上かかるものが、私が作業すると、半分の5分以内で終わります。

文字を打つ作業をさっさと終わらせて、次の仕事に移りたい気持ちがあります。
その分、文字を打つ作業に集中しすぎて過集中になりやすいですが、終わるととてもスッキリします。

 

私の働いている施設には発達障害と診断されてる方が何人かいます。
確かに健常者の人と比べるととっさに起きた出来事に対応出来ずパニックになったら簡単な計算などできない事は沢山あります。

ですがある人は折り紙が異常に得意です。
雑に折っているように見えて寸分の狂いもなく折り合わせていたり、1度も降り方を教えていないのにその形を見ただけで降り方を自分でオリジナルを作ってしまったりと空間把握能力がズバ抜けて高いことがあります。

 

障害は自閉症です。

健常者であれば途中で集中力が切れて長時間確認補正が出来ない表計算ソフトの入力ミスを確認してその有無を1項目毎に膨大なデータを毎日8時間程度集中力を切らさずに継続をして入力ミス内容を確認して補正を行い再入力してまた改めて補正後に入力設定が正しいか1項目毎に確認していきます。

気の遠くなるような作業ですが一つ一つ確認の積み重ねで着々と出来上がる進捗状況が楽しみで全く苦にならずに楽しんで出来ます。

 

私はADHDと社交不安障害を持っています。好奇心旺盛で色々ないことを知りたがります。
暇な時は図書館で新書をどんどん読み漁ってました。

そしてアイデアをポンポン出すのが大の得意で生徒の頃数学は応用問題で点数を稼いでいました。
それと人と関わるのが苦手な分、自分で何でも調べて、一人でやります。

応用力を生かしてものの修理も得意で家のものは長持ちするようによくメンテナンスしています。
それと細かいところによく気がつくのでなにかいつもと違うところを見つけやすいです。

 

 

私が抱えている障害は発達障害です。
私が健常者に負けないと思う能力は観察力です。

人を見る目があることや表情や仕草などで察知したりします。
後は記憶力です。

私はある地域を歩いていた時に16年ぶりに叔父に出会いました。
向こうは気づいていなかったみたいですが、自分はすぐに叔父だとわかりました。

10年以上会ったことのない人でもすぐに分かりました。
病院に入院する時も診断をしてくれた先生から「記憶力がすごいですね」と言われたことがありました。

 

僕はADHDを持っています。
普通の人に比べ発想力が長けていると思います。

様々な事柄に対し、別のものを関連付ける能力が高いからです。
オリジナリティの高い、誰も考え突かないような発想をし、それをアウトプットすることが出来ます。

これによって芸術(文章を書いたり、音楽的な才能)は周りに比べて負けていない部分です。
単純な作業に関しても誰にも負けない自信があります。

過集中のモードに入ってしまえば、早く正確に量産することが出来ます。

 

従兄が軽度の知的障害を伴う自閉症で、工場勤務をしています。
工場勤務は単純作業で、集中力が必要です。

化粧品を箱に詰めたものにシールを貼ったり、最終チェックをする仕事ですが、健常者だと同じ作業を何時間もして飽きてしまうところ、従兄は「仕事楽しいよ」と言って生き生きと働いています。
自閉症の障害特性でもあるのですが、決まったことを決まったようにすることが得意で、いい加減な仕事もしないしミスもないと職場の方から褒めていただいています。

私にとって自慢の従兄です。

 

いかがでしたか?

もちろんどんな人も「やってみたい夢の仕事」はあると思いますが、少なくとも自分に向いている仕事、やりやすい仕事、あなただからこそ求められている仕事がある事は覚えておいてほしいと思います。

障害を活かせる仕事は、ぜひ障害者専用のエージェントに相談してみてください。

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