障害者の方の仕事が続かない3つの理由と続けるコツについて

障害者の方でも健常者の方でも、仕事が続かない方はいます。
でも、障害者に多い仕事が続かない理由もあるんですね。

この記事では、

  • 障害者の方に多い仕事が続かない原因
  • 続けるコツ

についてご紹介します。


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障害者の方の仕事が続かない原因

それではまず初めに、仕事が続かない原因についてお話ししますね。

1.職場の雰囲気・人間関係

障害者に限らず、健常者でも仕事が続かない原因のナンバーワンは「人間関係」です。
職場に、仕事で困っている時に相談に乗ってくれる相手がいないのです。

職場の中で孤立してしまうのですね。
障害に理解のない職場では、馬鹿にされたり、差別されたり、無視されたりすることもあります。

 

直接的に口には出さなくても、陰口を言われていることはわかるものです。
そのストレスで仕事が続かず、辞めてしまうのです。

関連記事:障害者の仕事の悩みTOP10。いじめ、パワハラ、そして…

ただし「障害者専用の求人」を出している企業などでは、普通の企業より理解があり働きやすい傾向があるようです。

2.疲れやすく、意欲が続かない

特に精神障害者に多い理由ですが…こればっかりは仕方がありません。
やっと見つけた仕事で張り切って頑張ろうと思っているのに、会社で仕事をしているとぐったりしてしまうのです。

夕方になると、簡単な作業でのミスも増えてきて、上司に叱られます。
それがまたストレスになるのです。

 

仕事だけに疲れるのではありません。
通勤ラッシュが苦手な方も多くいらっしゃいます。

朝、出社したころにすでに体力を使いはたしていたり、夕方のラッシュで、家に帰ったら何もする気も起こらずベッドで寝るだけだったり。
どんどん体力が奪われていきます。

例えば、双極性障害の場合…

例えば、双極性障害の場合は以下のような症状に悩まされて、体力、気力の消耗に苦しんでいるのです。

躁状態

  • 疲れを感じないから休まない
  • 落ち着かずに動き回る
  • 人の話を聞かない
  • 作業を途中で放り投げる

鬱状態

  • 全くやる気がでない
  • 物事を考えられなくなる
  • 一日中眠たい
  • 絶望感がある

この気分の波が仕事で増幅され、退職せざるを得なくなる方がたくさんいらっしゃいます。

 

ただしこの問題も、障害者専用の求人を出している企業であれば、

  • 事前に履歴書の「本人希望欄」に書いたり
  • 面接で疲れやすいことを伝えれば

こまめに休憩をいただいたり、通院の時間を設けていただくことも可能です。

3.仕事内容が自分に向かない

たとえば、事務の仕事で就職したら、電話応対の仕事が多くて困っている方は多いです。
電話の仕事を外してほしいと願い出るも、障害に理解のない職場だと受け入れてくれない場合があります。

あるいは、マルチタスクの仕事が苦手なのに、コピー、電話、表作成、軽い清掃など同時にいろいろな仕事をしなければいけないのでミスをしてしまう方もいらっしゃいます。
そして、仕事そのものの評価が下がって、職場で自分の居場所が徐々に無くなっていくのです。

 

これは企業側に単に問題がある場合があるので、サッと転職してしまっても構わないと思います。
私の周りで同じことで悩んでいた方々も、「どうしてもっと早く転職しなかったのかわからない」とおっしゃっている方が多いです。

また次回転職する際には、

  • 障害者に理解のある企業を見つけることと、
  • 事前にしっかりと自分に合う仕事を見つけること

が大事ですね。

障害者の方が、仕事を続けるコツは?

先ほどの繰り返しになる部分もありますが、大事なことなのでもう少し詳しくご紹介しますね。

1.障害者枠で就職し仕事の配慮をしてもらう

一般の人と同じような仕事で働きたいと願って、障害をクローズにして働く方も沢山いらっしゃいます。
ただし、残念ながらその多くは辞めていってしまいます。

具体的には、厚生労働省の調査では一年定着率は50%を切ります。
自分の特性を受け入れ、周りのサポートを得ながら働くことが必要なのです。

 

なのでもし可能なのであれば、障害をオープンして働く方が、仕事は続けやすいです。
障害者向けの求人を出している企業であれば、同じ従業員の方でも障害を持っている方がいらっしゃるかもしれません。

また雇う側としても、ある程度慣れている場合が多いですよ!
関連記事:軽度障害者の就職は一般枠の仕事と障害者枠どっちがいい?

2.自分の仕事と体調を記録して上司に伝える

障害者枠で就職すれば、障害に配慮してくれます。
ただし、どのように配慮していいかは、上司がその障害のプロでない限り、分からないのです。

ですから、自ら進んで伝える必要があります。
業務ノートや糸日の振り返りシートを作り、上司に見てもらうといい
でしょう。

 

自分の体調や気持ち、必要なら服薬状況も記入しておきます。
そうすれば、それを元に、会社は具体的な配慮ができるのです。

特に目に見えて分からない障害を持っている方は自分から伝えることが重要です。
障害に理解のある企業だと、しっかりと向き合ってくれますよ。

3.まずは短時間勤務で心と身体の体力をつける

経済的な問題もあり、フルタイムの仕事を探す障害者の方は多いですが、結局続かず辞めていく方も多いのが現状です。
ここは考え方を切り替える必要があります。

短期間のフルタイム勤務を断続的に続けるよりも、一つの職場で短時間勤務を続けた方が収入は多くなります。
障害の種類に関わらず、フルタイムの勤務は負荷がかかるものです。

 

就職して離職して、を繰り返している方は、まず短時間勤務を長く続けることを目標にしてみてはいかがでしょうか。
初めはアルバイトやパートでも、のちに正社員になれる障碍者向けの求人は、いくらでもありますよ。

関連記事:障害者のアルバイト・パート事情。平均時給や仕事内容は?

4.仕事のミスで必要以上に落ち込まない

障害者の方は本当に優しい方が多く、少しのミスでも自分をせめてしまいがちです。
ただ健常者でも仕事のミスは頻繁にするので、あまり一つのミスに捕らわれないようにしましょう。

ちょっとしたことで落ち込んでしまう気持ちはわかりますが、実はそんなに深刻に考える必要がないことは意外と多いものです。
いい意味でも悪い意味でも、周りの人は自分のことをそんなに見ていません。

 

「ここを辞めたらもう後がない」と思うから追い詰められ落ち込んでしまう、ということもあります。
でも、今の職場がどうしても無理なら別のところに転職しよう、くらいに気持ちをできるだけ大きくもっておくことは、今の仕事をする際にもプラスに働くので、自分で自分を窮屈にしてしまわないことです。

それに周りの人を見ていても、企業や同僚に問題があるケースは本当に多いですよ(笑)
自分に合う企業は必ずありますので、仕事をやめたとしても自分を責めないで上げてほしいと思います。

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