障害者の方の仕事が続かない6つの理由と続ける5つのコツ

障害者の方でも健常者の方でも、仕事が続かない方はいます。
でも、障害者に多い仕事が続かない理由もあるんですね。

この記事では、

  • 障害者の方に多い仕事が続かない原因
  • 続けるコツ

についてご紹介します。


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障害者の方の仕事が続かない原因

それではまず初めに、仕事が続かない原因についてお話ししますね。

1.職場の雰囲気・人間関係

障害者に限らず、健常者でも仕事が続かない原因のナンバーワンは「人間関係」です。
職場に、仕事で困っている時に相談に乗ってくれる相手がいないのです。

職場の中で孤立してしまうのですね。
障害に理解のない職場では、馬鹿にされたり、差別されたり、無視されたりすることもあります。

 

直接的に口には出さなくても、陰口を言われていることはわかるものです。
そのストレスで仕事が続かず、辞めてしまうのです。

関連記事:障害者の仕事の悩みTOP10。いじめ、パワハラ、そして…

ただし「障害者専用の求人」を出している企業などでは、普通の企業より理解があり働きやすい傾向があるようです。

2.疲れやすく、意欲が続かない

特に精神障害者に多い理由ですが…こればっかりは仕方がありません。
やっと見つけた仕事で張り切って頑張ろうと思っているのに、会社で仕事をしているとぐったりしてしまうのです。

夕方になると、簡単な作業でのミスも増えてきて、上司に叱られます。
それがまたストレスになるのです。

 

仕事だけに疲れるのではありません。
通勤ラッシュが苦手な方も多くいらっしゃいます。

朝、出社したころにすでに体力を使いはたしていたり、夕方のラッシュで、家に帰ったら何もする気も起こらずベッドで寝るだけだったり。
どんどん体力が奪われていきます。

例えば、双極性障害の場合…

例えば、双極性障害の場合は以下のような症状に悩まされて、体力、気力の消耗に苦しんでいるのです。

躁状態

  • 疲れを感じないから休まない
  • 落ち着かずに動き回る
  • 人の話を聞かない
  • 作業を途中で放り投げる

鬱状態

  • 全くやる気がでない
  • 物事を考えられなくなる
  • 一日中眠たい
  • 絶望感がある

この気分の波が仕事で増幅され、退職せざるを得なくなる方がたくさんいらっしゃいます。

 

ただしこの問題も、障害者専用の求人を出している企業であれば、

  • 事前に履歴書の「本人希望欄」に書いたり
  • 面接で疲れやすいことを伝えれば

こまめに休憩をいただいたり、通院の時間を設けていただくことも可能です。

3.仕事内容が自分に向かない

これは自分に合う仕事を事前にしっかりと考えていなかった場合です。

例えば

  • 完全にマニュアルに従わないといけないのに、拘りが強いため自分のやりやすいように勝手に仕事内容を変えてしまったり
  • 逆に決まりきったお仕事をモクモクと進めるのが得意なのに、イレギュラーな対応・2つ以上の同時並行作業を求められたり、指示が曖昧なお仕事を選んでしまったり
  • パーソナルスペースが確保されていないと作業に集中できないのに、ゴチャゴチャとした仕事場を選んでしまったり
  • 人とのコミュニケーションが苦手なのに、電話対応や接客業を選んでしまったり

して、結局はうまくお仕事が出来ず仕事そのものの評価が下がったり周りと馴染めず、職場で自分の居場所が徐々に無くなっていくというケースは多いです。

 

これは単に向き・不向きの問題なので、サッと転職してしまっても構わないと思います。
私の周りで同じことで悩んでいた方々も、「どうしてもっと早く転職しなかったのかわからない」とおっしゃっている方が多いです。

また次回転職する際には、

  • 障害者に理解のある企業を見つけることと、
  • 事前にしっかりと自分に合う仕事を見つけること

が大事ですね。

4.相手のことを気遣いすぎてしまい疲れる

こちらは統合失調症や適応障害の方に特に多いようですが、

  • 周りに迷惑をかけているんじゃないか、気を使わせているんじゃないか
  • 自分は会社の人に嫌われているんじゃないか

など相手に迷惑をかけまいと気を使いすぎてしまい疲れてしまったり、逆に必要以上にコミュニケーションをとろうとしすぎて、社内の居心地が悪くなり辞めてしまうケースも多いです。

 

人によっては家に帰ってからも

  • (そういえばあの人、今日はしゃべり方がキツかったな)
  • (もしかすると何か悪い事や変なことをしてしまっていないかな)

などなど細かなことが気になりすぎて不眠になってしまい、結果お仕事に行けなくなってしまうケースも多いです。

5.単純にバリアフリーがなく疲れる

例えば身体障害者の方の中には、バリアフリーの環境がないと移動でさえ毎日となるとかなりしんどいです。
車椅子の方だと階段は使えずエレベーターが必須ですからね。

こういった点は、事前によくよく聞いておく必要があります。
健常者の方は(まぁ大丈夫でしょう)と思っているケースが多く、なかなか共感を得られませんから。

6.仕事がいくらでもあると思って、やる気になれない

実は現在、障害者の求人は年々と増えていっています。
そういうこともあってか、いやなことがあっても「次のお仕事も簡単に見つかるでしょう」と思っている障害者の方も中にはいます。

実際つぎの求人自体はあるのですが、障害者であっても短期的に仕事を転々としていると、次第に採用されにくくなっていくことは覚えておかないといけませんね。

障害者の方が、仕事を続けるコツは?

先ほどの繰り返しになる部分もありますが、大事なことなのでもう少し詳しくご紹介しますね。

1.障害者枠で就職し仕事の配慮をしてもらう

一般の人と同じような仕事で働きたいと願って、障害をクローズにして働く方も沢山いらっしゃいます。
ただし、残念ながらその多くは辞めていってしまいます。

具体的には、厚生労働省の調査では一年定着率は50%を切ります。
自分の特性を受け入れ、周りのサポートを得ながら働くことが必要なのです。

 

なのでもし可能なのであれば、障害をオープンして働く方が、仕事は続けやすいです。
障害者向けの求人を出している企業であれば、同じ従業員の方でも障害を持っている方がいらっしゃるかもしれません。

また雇う側としても、ある程度慣れている場合が多いですよ!
関連記事:軽度障害者の就職は一般枠の仕事と障害者枠どっちがいい?

2.自分の仕事と体調を記録して上司に伝える

障害者枠で就職すれば、障害に配慮してくれます。
ただし、どのように配慮していいかは、上司がその障害のプロでない限り、分からないのです。

ですから、自ら進んで伝える必要があります。
業務ノートや糸日の振り返りシートを作り、上司に見てもらうといい
でしょう。

 

自分の体調や気持ち、必要なら服薬状況も記入しておきます。
そうすれば、それを元に、会社は具体的な配慮ができるのです。

特に目に見えて分からない障害を持っている方は自分から伝えることが重要です。
障害に理解のある企業だと、しっかりと向き合ってくれますよ。

3.まずは短時間勤務で心と身体の体力をつける

経済的な問題もあり、フルタイムの仕事を探す障害者の方は多いですが、結局続かず辞めていく方も多いのが現状です。
ここは考え方を切り替える必要があります。

短期間のフルタイム勤務を断続的に続けるよりも、一つの職場で短時間勤務を続けた方が収入は多くなります。
障害の種類に関わらず、フルタイムの勤務は負荷がかかるものです。

 

就職して離職して、を繰り返している方は、まず短時間勤務を長く続けることを目標にしてみてはいかがでしょうか。
初めはアルバイトやパートでも、のちに正社員になれる障碍者向けの求人は、いくらでもありますよ。

関連記事:障害者のアルバイト・パート事情。平均時給や仕事内容は?

4.仕事のミスで必要以上に落ち込まない

障害者の方は本当に優しい方が多く、少しのミスでも自分をせめてしまいがちです。
ただ健常者でも仕事のミスは頻繁にするので、あまり一つのミスに捕らわれないようにしましょう。

ちょっとしたことで落ち込んでしまう気持ちはわかりますが、実はそんなに深刻に考える必要がないことは意外と多いものです。
いい意味でも悪い意味でも、周りの人は自分のことをそんなに見ていません。

 

「ここを辞めたらもう後がない」と思うから追い詰められ落ち込んでしまう、ということもあります。
でも、今の職場がどうしても無理なら別のところに転職しよう、くらいに気持ちをできるだけ大きくもっておくことは、今の仕事をする際にもプラスに働くので、自分で自分を窮屈にしてしまわないことです。

それに周りの人を見ていても、企業や同僚に問題があるケースは本当に多いですよ(笑)
自分に合う企業は必ずありますので、仕事をやめたとしても自分を責めないで上げてほしいと思います。

5.健常者とコミュニケーションをしっかりとる

これは私の周りで本当によく話なのですが、健常者としっかりコミュニケーションをとるようになった結果、努力している姿をわかってもらえて、お仕事でも手伝ってくれるようになったというケースは本当に多いです。

特に自分の障害を自分から打ち明けてうまくいくようになったケースが多いです。

 

↓当サイトにも寄せていただいたメッセージ↓

初めまして、私は今年で45歳になる男性で会社員をしております。
今から20年前に頭蓋骨陥没骨折、脳内出血をして顔面神経麻痺となり幸い顔面神経麻痺は日常生活には影響がない程度まで回復しましたが左耳難聴が残り左側から声をかけられても反応出来ない事が多々ありました。
最初はコミュニケーションが取りにくくなり又顔面神経麻痺も完全では無い為、活舌が悪くなり当初は周りとコミュニケーションをとるのが嫌になった時期がありました。
このままではいけないと思い僕の怪我を知っている人にも知らない人にも自分の状態を赤裸々に話すことにしました。すると回りも右側から話してくれたり、飲み会でも左奥を開けてくれたりと大変助かりました。
【大事な事】
恐れずに自分の事を周りに話す事、人って優しいですよ。

 

どうも健常者の方は、障害を触れていいのか触れてはいけないのかを非常に気にしている、気まずく思っているケースが多いみたいです。

職場の人が悪い人でなさそうなら、打ち明けてみるのも一つの手でしょう。
職場で理解者が出来れば、だいぶ働きやすくなりますから。

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