注意欠陥多動性障害が就職しやすい仕事＆ぴったりな求人の紹介

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注意欠陥多動性障害に向いてる仕事・向いてない仕事は？

注意欠陥障害(ADHD)方は、

忘れ物が多い、
集中力が無いといった注意力が散漫になる症状やこだわりが強い、
人に流されない落ち着きが無く常にそわそわしたり、動き回る(注意欠陥性多動性障害)

というような症状が現れます。

ですので、注意欠陥障害の方はケアレスミスが多かったり就業時間内に仕事を終わらせることができないなど問題があるので、クビになってしまい働けない方も多いのが現状です。

一方で、じっとしていることがとても苦手な方が多い反面、得意なことに関しては集中力に優れ想像力がとても豊かなため、デザイン系や開発系が適職な方もいます。

その他、数字を中心に扱う経理や営業事務、プログラマーなども向いていると言われています。

ADHDに向いているお仕事や適職の特徴

自分自身で、一つのことに集中して打ち込み、誰からも束縛を受けない職業（交通量調査など）
就業時間が短く、決められたマニュアルがあり、テンプレート通りに行う機械的な仕事（製造現場での検査業務など）
（手先が器用な場合は）職人系のお仕事（CADデータの作成など）
ちゃんとやり方さえ分かればやれは分かる事務の補助
簡単な軽作業
体を動かしたり、毎日に変化があるもの（刺激が少ないと退屈してしまい、ミスが増えるため/ただし人による）
些細なミスを許してもらいやすい、おおらかな環境（介護系など）
研究開発や芸術関係などの自分の想像力を発揮できる仕事
時間に厳しくなく、納品時期なども厳しくなく、規則や決まり事に対してゆるい仕事

ADHDに向いていない仕事の特徴

急ぐ仕事、忙しい職場（スーパーのレジ打ち、飲食店の接客業、保育士など）
単純作業系の事務職や、細かいミスが許されないお仕事（薬剤師、歯科助手、看護師など）
自分の裁量や臨機応変な対応が求められる仕事、人によって対応を変えないといけないような仕事（営業など）
誰かをフォローしたり、気を配ったりする必要がある仕事
2つ3つの事を同時にしないといけない仕事

注意欠陥障害・注意欠陥障害(ADHD）の方は、面接でどんなことを聞かれる？

注意欠陥障害の方の場合は、面接で「どのくらいの間集中して作業することができますか？」ということや「どんなことに興味がありますか？」ということを聞かれることが多いので、できるだけ具体的に説明できるようにしておきましょう。

その他、私の周りのADHDの方が面接で聞かれた内容は、以下の通りです。

得意なこと
苦手なこと
今までどんな学生生活送ったか
どんな仕事をしてきたか
病院にどのくらい行ってるか
薬は飲んでるか
一緒に働いてる人にどういうことに気をつけて欲しいか、気にかけて欲しいか
どういう配慮があればありがたいか
自分でその症状に対しどう対処してきたか
集中力が続くかどうか
今までの職歴で迷惑をかけたことがないか

面接のときに、会社に求める配慮事項はどんな内容を伝えるべき？

私の周りのADHDの方は、会社に求める配慮事項として

抽象的な表現や指示ではなく、具体的な数字や言葉を使ってほしい事
集中力の欠如、衝動性があること、気配りや気遣いが苦手であるということ

を伝えている方が多いです。

そもそもADHDがどのような症状で、どんな失敗をしてしまいやすいかを理解してくれる会社は、まだまだ少ないのが現状です。
ADHDの特性がきっかけで何か失敗をしてしまったときに、根性論を説かれたり、集中力不足を指摘されてしまう事も多いそうです。

なのであらかじめADHDの特性をしっかり説明したうえで、相手の反応を見ることが大事です。
（まぁ、そうはいっても大丈夫でしょう）と思っている会社は本当に多いですから。

⇒その他の障害者の面接対策はこちら

注意欠陥障害の方が就職・転職がしやすい具体的な求人＆給料を紹介

ここからは、注意欠陥障害の方が就職しやすい職業の求人を3つご紹介します。
どの求人も「実際に障害者向けに出されている求人」なので参考になるかと思います。

最後には、求人のサイトもご案内します。

①プログラマー

給与・待遇

月給：16万円～22万円
昇給：年1回
賞与：年2回
通勤手当：あり
時間外手当：あり
福利厚生：社会保険に入れます

仕事内容

経費処理、データ登録の管理（専用システム使用）

必要な学歴や資格

高卒　以上　資格：PCスキル（Word：表作成程度、Excel：図形作成程度、Power Point：新規作成程度）

勤務時間

8時間(うち休憩1時間)

勤務体系

契約社員（12ヶ月更新）
※1年後正社員になれる可能性あり。

☆プログラマーはエンジニア職の一つで専門性の高い職業なので、慣れるまでが大変ですが仕事内容は、PC内部の構造です。
ですので、記号や数字を中心に扱うので注意欠陥障害の方でも活躍できますよ。

②事務職

給与・待遇：月給：17万円～22万円
福利厚生：社会保険に入れます。

仕事内容

パソコン入力
電話対応
書類ファイリング
その他庶務全般など

必要な学歴や資格

学歴：高卒以上　
資格：パソコン基本操作

データ入力や、メールでの連絡のやり取りをする機会が多いため、Word、Excel、メールなどの基本操作が可能なこと。

※事務経験者優遇
※不動産業界未経験の方も歓迎します。
※字の綺麗な方、歓迎します

勤務時間

8時間(うち1時間)

休日、休暇

週休2日制（原則土曜・日曜）、祝日、GW、夏季休暇、年末年始休暇、有給休暇、慶弔休暇など

勤務体系

正社員

☆事務職はパソコン作業が中心なので注意欠陥障害の方でも働きやすいです。
パソコン業務以外にも電話対応や受付業務・書類整理などさまざまな業務があるので注意欠陥障害の方にぴったりですよ。

③薬剤師

給与・待遇：400万円～790万円 ※年収はあくまで目安です。
福利厚生：社会保険に入れて社宅などもあります。

仕事内容

例)人事（組織・人事、評価、採用）、営業戦略企画、営業戦略推進（システム構築・運用含む）、製品戦略立案、製品プロモーション資材（ＩＴインフラ含む）制作、製品Q＆Ａオペレーター（要薬剤師免許）、製品研修など

必要な学歴や資格

学歴：　四年制大学卒　以上　
資格：ＰＣスキルおよび電話対応は必須

勤務時間

8時間(うち休憩1時間)

休日、休暇

休二日制（土日祝）、夏季休暇、年末年始休暇5月1日、有給休暇など

勤務体系

正社員

☆薬剤師は病院勤務なので、動き回っても安心です。
仕事内容も薬の調合や患者さんの対応が主な仕事なので注意欠陥障害の方に向いています。

毎日いろいろな患者さんと話せるのでやりがいがありますよ。

実際に、ADHDで転職して楽しく働いている方の体験談

製造業に転職してホント良かった…
マルチタスクは営業も製造もあるけど、営業は自分次第で仕事の時間が決まる。製造はある程度の時間は決まってくる。先が見えないマルチタスクほど発達障害に酷なものはないと、改めて実感。#ADHD #発達障害と仕事

— ちゃむたろー (@Cham_Aznable) 2018年4月7日

約一年前にエンタメ系のデザイナーに転職してからとても仕事しやすくて楽しくて良いです… 色んな刺激はあるし業界もaddぽい人もわらわらいるのでエンタメ系とADHDマンは相性いいのかも

— しお (@tooooooi6) 2018年2月24日

転職して4日目。初事務職。ひたすらデータチェックや仕分け。うちは今までの経験で多少臨機応変は出来るけど、やっぱりADHDちゃんは決まったルーティンワークが一番しっくりくると今回業務をこなしてはっきりと理解できた。

— 如月* (@bl02ue10) 2016年5月19日

だって私2年弱しか働かず転職したけど今の会社最高すぎて…
一応会社からの一定の評価も頂いている。小さい事だけど結果も出してる。
でもぶっちゃけ労力は前の会社の半分も出してないもの。
前の会社が悪いって訳じゃなく、相性だったんだなあと思います。

— 縒子 (@yoriko_adhd) 2018年4月3日

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